こんな悩みを持っている人向け
✔ テストライティングの書き方がわからない人
✔ 自分のライティングスキルに自信がない人
✔ なかなかテストライティングに合格できない人
目次
Webライターのテストライティングとは?
テストライティングとは、Webライターのスキルを評価するための試験のことです。
文章力、構成力、納期が守れるかどうかなどがチェックされます。
また、クライアントの要望や指示を理解し、それに沿った記事作成ができるかも重要なポイントです。
Webライターの私が体験したテストライティングの例
ここでは、私が実際に受けたテストライティングの例を3つご紹介します。
どんな内容で、どんな指示があるのかを具体例として載せていますので、ぜひ参考にしてください。
①鬼マニュアル編
【例】
以下の資料を読んで、取りかかってください。
・https://執筆ルールがかかれた資料のURL(ワード10枚分)
記事の納品は、用意してあるGoogleドキュメントにそのまま書き込んでください。
・https://GoogleドキュメントのURL
執筆ルールが伝えきれないため、別の資料が用意されているパターンです📝
ルールを読み込むだけで時間がかかり、またルールを守りながら執筆していると1000文字程度でも1日~2日かかることもありました…。
②フリーダム編
【例】
〇〇というテーマで執筆をお願いいたします。
文字数は3000文字以内、ですます調が望ましいです。
これだけしか指示がないパターンもありました!
今なら「ルールがなくてラッキー♪」と、思いますが…
初心者の頃は「え?指示これだけ?どうしたらいいの…?」と焦ったのを思い出しますね😂
③しっかり指示ある編
【例】
参考記事とネタ、記事テンプレをお送りさせていただきます。
テストライティングのネタは下記の「〇〇〇」になります。
ざっくりとした方向性の指示も添えていますので、こちらに合わせて、ご自身で調べた上でライティングしてください。
————————-
■ネタ
「〇〇が宇宙人!?★★のありえない設定に一同驚愕」
■方向性
・〇〇がじつは宇宙人だった!?とネット上で話題になっている
・△△との会話中に出てきた言葉を並べ替えると「うちゅうじん」になる
・第一話に登場した乗り物がUFOに似ている
■参考URL
・https://参考URL①
・https://参考URL②
・https://参考URL③
————————-
納品する時のファイル名は「日付・ネタ・ライター名」でお願いします。
しっかりと指示があるパターンです💡
記事の方向性が丁寧に示されているため、執筆に取りかかりやすかったイメージがあります◎
初心者Webライターがテストライティングでやりがちな5つのミスと対処法
まだ執筆に慣れていない初心者Webライターの方は、次の5つのミスをしてしまいがちです。
- 納期に遅れる
- コピペ率が高すぎる
- レギュレーションが守られていない
- 誤字脱字がある
- 不明点・疑問点をそのままにしている
①〜⑤は、絶対にやってはいけない順に並べています🙅
それぞれの対処法についても書いていますので、ぜひ参考にしてください🍀
①納期に遅れる
あたりまえですが、テストライティングの納期を守れない人はテストに合格できません。
テストでも納期を守れない人が、採用後に守れるはずがないと思われてしまうからです。
テストライティングはなるべく早めの納品がおすすめです!
遅くても、納期の1日前には納品するように心がけると、クライアントさんの印象がよくなりますよ😉
②コピペ率が高すぎる
コピペ率が高いと「どこかからコピペしてきて貼り付けたのかな…?」と思われてしまいます。
本当にコピペして貼り付けている人は論外ですが…
ちゃんとすべて自分で執筆していても、テーマによってはコピペ率が高くなるケースもあります。
そのため、納品前はコピペチェックツールを使用し、コピペ率が高くないかをチェックする癖をつけましょう。
私は【CopyContentDetector】というコピペチェックツールを使用しています!
コピペ率は、最低でも50%以下になるように執筆したいですね🧐
③レギュレーションが守られていない
テストライティングには、レギュレーションと呼ばれる“執筆時のルール”があることがほとんどです。
そのルールを守れていないと…
「ルール読んでないのかな?」
「丁寧に仕事しない人なのかも」
「仕事でも指示を無視されそうだな…」
と、思われてしまうため、不合格になる確率が高まります。
例えば「文字数は1000~1500文字以内」と指示がある場合は、その文字数を下回っても上回ってもルール違反になります。
「指定文字数よりもたくさん書いて、自分のリサーチ力・執筆力をアピールしよう!」みたいな考えは必要ありません🙅
④誤字脱字がある
せっかくルールを守って良い記事を書いたとしても、文章内に誤字脱字があると評価が下がってしまいます。
「見直ししていないのかな?」
「基本的なことができない人だな」
「ミスの多い人とは仕事できない…」
と、思われないように!
納品前は下記のような【校正ツール】を使って、文章の間違いをチェックしましょう。
- so-zou
- Enno
どちらも無料で使用できるため、ブックマークしておくと便利です。
私は、校正ツールでミスがないかを確認した後、
・文章の流れが変じゃないか
・リズム良く読めるか
上記2点を確認するために、音読もするようにしています🎤
⑤不明点・疑問点をそのままにしている
テストライティングをしていると、不明点や疑問点がでてくることがあります。
例えば!
- 文字数の指定がない
- 何のツールに執筆すればいいのかわからない
- 記載されているURLが間違っていてページに飛べない
上記のようにわからないことがある時は、そのままにせず質問しましょう。
なんとなくで執筆を進めてしまうと、クライアントさんの思惑とは違う方向性の記事になってしまうケースもあります。
初心者の頃は「こんなこと聞いてもいいのかな…?」と思ってしまいがちですが…
一人で勝手に判断せず、不明点・疑問点は必ず質問することが大切です。
ただし、調べたらわかること・あたりまえのことは聞かないようにしましょう💦
質問するのは、記事やレギュレーションの内容など、クライアントさんに聞かないとわからないことだけです!
テストライティングの合格率を上げるために、Webライターの私が実践していること3選
テストライティングの合格率を上げるために、下記の3つのポイントを意識しながら執筆・対応しましょう。
- 表や箇条書きなどを使って読みやすくする
- クライアントさんのサイトを徹底的に勉強する
- コミュニケーションコストを下げる工夫をする
何も意識しないよりは合格率が上がりやすくなりますので、ぜひ参考にしてください😊
①表や箇条書きなどを使って読みやすくする
全て文字だけだと読みにくい文章になってしまうため、表や箇条書きなどを使用して読みやすい工夫をしましょう。
ネットで検索上位を獲っている記事のほとんどは、画像や表、箇条書きなど、記事が見やすくなる工夫が施されています。
テストライティングも同じで、読む人のことを考えた、わかりやすく読みやすい記事が求められています。
淡々と文字を書くだけでなく、クライアントさんが読み進めたくなるような記事づくりを目指しましょう。
レギュレーションによっては表や箇条書きを使えないこともあるので、要確認です⚠️
ただ、箇条書きや表が使えないにしても…
ところどころ改行したり、適切な場所に「、」を打ったりして、読みやすい記事になるように工夫しましょうね😉
②クライアントさんのサイトを徹底的に勉強する
テストライティングによっては、「自社サイトに記事を書くと想定して執筆してください」と、テスト合格後に執筆を担当するメディアが公開されている場合があります。
そのときは、必ず指示されたサイトを確認するようにしましょう。
なぜなら、指示されたサイトで公開されている記事を読めば、クライアントが求める文章の雰囲気や書き方がわかるためです。
サイト内の記事が堅めの記事であればテストライティングも堅めに、やわらかいタッチの書き方であればテストライティングもやわらかい書き方で、といったように臨機応変に対応してください。
私は、最低でも5記事は読んで、文章の書き方・雰囲気などをみっちり勉強してからテストライティングに臨んでいます💪
③コミュニケーションコストを下げる工夫をする
コミュニケーションコストとは、コミュニケーションにかかる労力のことです。
コミュニケーションが苦手な人や、言葉足らずで誤解を生みやすい人は…
相手に余分な手間や時間をかけさせてしまうため、「コミュニケーションコストが高い人」と認識され、一緒に仕事をする上で嫌がられる可能性があります。
そのため、コミュニケーションコストを低くする工夫をおこなって、クライアントを疲れさせないWebライターになりましょう。
具体的には、相手が「はい」「いいえ」で答えられるような文章を考えることが大切です💡
例えば…
①「〇〇の意味がわからないので、教えていただきたいです!」
②「〇〇に関してですが、★★という認識で合っているでしょうか?それとも△△でしょうか?」
上記2つの質問のうち、②のほうが答えるのが簡単ですよね。
①のほうは、相手が文章を考える必要がありますが、②なら「★★という認識であっております!」とだけ答えればいいため、相手の考える時間や手間を奪いません😌
コミュニケーションコストを下げて、仕事がしやすいと思ってもらえるようにしましょう✨
【現役Webライターが教える】テストライティングにまつわるQ&A
ここでは、初心者Webライターの方のために、テストライティングに関するよくある質問にお答えしていきます!
すべて私の経験談をもとにして書いていますので、ぜひ参考にしてください😊
Q1.テストライティングで1万文字の執筆を求められることはありますか?
私は、1万文字のテストライティングは受けたことがありません。
経験上、1000~3000文字くらいが多いイメージですね。
テストライティングで1万文字も書く必要があるのかなと、正直思いますので…
あまりにも多すぎる文字数のテストライティングは、注意したほうがいいと思います💦
Q2.テストライティングは報酬がもらえますか?
報酬は、もらえるものともらえないもの、両方あります。
私の場合、クラウドソーシング系の報酬は、最低10円、最高600円でした🤣
直接案件は、テストライティングで書いた文字数×1円(文字単価1円)のケースもありました。
また、報酬をもらえないケースもあったので、必ずあるわけではないです🙅♀️
Q3.テストライティングは文字単価によって書き方を変えたほうがいいですか?
私は、文字単価によって書き方を変えることはありません。
文字単価が高くても低くても、丁寧にリサーチして執筆しています。
ただ、文字単価が高いものは専門性が求められるケースが多いため…
独自性のある構成づくりや、専門用語を理解したうえで適切に使用できる技術・知識などが必要になってくるイメージです。
高単価のものは、基本的なライティング技術だけではない+αの知識が必要になってくる難しさがあるので、そこが低単価案件とは違うところですね🤔
【全Webライターさんへ伝えたい】テストライティングは落ちても気にしないことが大切
テストライティングは、たとえ落ちても気にしないようにしましょう。
今までの経験から分析した結果、テストライティングに落ちる理由は主に3つあると考えています。
- クライアントとの相性が合わない(文章の好みの問題)
- 文章の質は良いが、他の人と比べて実績が足りない
- クライアントの意図を汲み取れていない
丁寧に書いても、スピード重視のクライアントには評価されなかったり、「なんとなく文章が合わない」という理由で落とされることもあります。
また、テストライティングに落ちた理由は教えてもらえないケースが多いため、あまり深く考えないことが重要です。
そもそも応募しても無視されたり、テストライティングもせずに落とされたりするケースが多いため…
テストライティングに進めたこと自体がすばらしいことなんです👏✨
自分を責めすぎず「落ちてもあたりまえ」精神でテストライティングを乗り切りましょう😉
テストライティングに合格してWebライター活動を拡大させよう!
テストライティングに合格すれば、Webライターとして報酬をいただきながら仕事ができるようになります。
合格を積み重ねていくと、仕事の幅が広がり、より一層Webライターとして成長できるはずです。
ぜひ、今回ご紹介したミスをしない工夫や、合格率を上げるためのコツを意識して、テストライティングをどんどん突破していってくださいね!
テストライティングに落ちてしまった…というみなさん!
気にすることはありません😌
と言葉で伝えても気にしてしまうと思うので、こちらの動画を視聴してみてください✨
この記事では、テストライティングを通過するための方法と、合格率を上げるためのコツを紹介します。
Webライター初心者の方でも理解しやすいように、かみ砕いて説明していきますので、ぜひ最後まで読んでみてください😊