「Webライターをやってみたいけど、30代からじゃもう遅い?」
「Webライターって未経験でもできる?」
「Webライターになるには何から始めればいいの?」
30代になり、将来を見据えて転職や副業を考えている方も多いのではないでしょうか?
結論から言いますと、30代未経験でもWebライターになれます。
ただ、初めての仕事に挑戦するときは、不安や恐怖からはじめの一歩を踏み出せない方もいるでしょう。
そこで今回は、Webライターに向いている人の特徴や、仕事を獲得するまでの流れを解説します。
30代未経験からWebライターを始めて、フリーランスになった方の実体験もありますので、ぜひ参考にしてください!
目次
【30代】未経験でもWebライターになれる理由3つ
Webライターは30代でも、ライティングの経験がなくても始められます。
30代未経験でもWebライターになれる理由は次の3つです。
- 今までの社会人経験が役に立つから
- Webライターに特別なスキルは必要ないから
- Webライターを始めるのに年齢は関係ないから
それぞれについて詳しく解説します。
①今までの社会人経験が役に立つから
30代未経験でもWebライターになれる理由の1つ目は、今までの社会人経験が役に立つためです。
社会人経験があると、基本的なビジネスマナーが備わっていると判断してもらえます。
ビジネスマナーといっても難しいものではなく、報連相のような基本的なマナーができる程度で大丈夫です。
「その程度のビジネスマナーで大丈夫なの?」と思う方もいるかもしれません。
しかし、Webライターの仕事はテキストメッセージやコミュニケーション力が問われる場面が多いため、社会人経験がありしっかりと責任をもって対応してくれる方は重宝されます。
そのため、Webライターは社会人経験があるほうが有利と言えるでしょう。
②Webライターに特別なスキルは必要ないから
30代未経験でもWebライターになれる理由の2つ目は、Webライターになるために特別なスキルが必要ないためです。
Webライターは、パソコンとインターネット環境さえあれば、いつでも始められます。
仕事の内容も、調べて書くというシンプルなものが多く、ネットサーフィンや基本的なタイピング操作などができれば問題ありません。
もちろん資格や専門分野があれば仕事獲得につながりやすくなるため、特別なスキルを持っているならどんどん活用していきましょう。
③Webライターを始めるのに年齢は関係ないから
30代未経験でもWebライターになれる理由の3つ目は、Webライターを始めるのに年齢は関係ないためです。
ネット上には、未経験から始めて成功し、Webライターとして活躍している方が数多く存在しています。
30代未経験から始めてフリーランスになっている方も少なくありません。
思い切って退職してフリーランスとして活動を始めた方もいれば、会社員をしながら副業でライターを始めて、その後独立した方など、人によって成功の形はさまざまです。
成功しているモデルケースがあるため、30未経験からでも問題なくWebライターになれるでしょう。
Webライターに向いている30代の特徴とは?
そもそもどんな人がWebライターに向いているのでしょうか?
Webライターに向いている人の特徴は次の5つです。
- 文章を書くのが好きな人
- 好奇心旺盛な人
- わからないことはすぐに質問できる人
- 社会人経験がある人
- 特定のジャンルに詳しい人
それぞれについて詳しく解説します。
①文章を書くのが好きな人
文章を書くのが好きな人や、本やネットの文章を読むのが苦ではない人がWebライターに向いています。
Webライターは文章を書いたり読んだりすることが仕事の多くを占めるため、読み書きを苦痛に感じる人には続けられないからです。
一日中パソコンの前に張り付いて執筆をすることもあり、書く作業が嫌いな方には向いていないでしょう。
一方で、書いたりリサーチしたりが好きな人には、Webライターは天職と言えるかもしれません。
そのため、文章を書くのが好きな人はWebライター向きと言えるでしょう。
②好奇心旺盛な人
どんなことにも興味がある、好奇心旺盛な人はWebライターに向いています。
Webライターの駆け出し頃は、自分が知らないことや、今まで興味を持ったことがないような内容も書かなければならないためです。
例えば、野球をやったことがない人が、野球の解説記事を書いたりする場合も出てきます。
まったく知識がない内容でも、興味をもって調べられる好奇心がWebライターには必要でしょう。
③わからないことはすぐに質問できる人
わからないことをそのままにせず、すぐに質問できる人はWebライターに向いています。
相談せずに勝手に決めつけて行動してしまうと、大きなミスにつながる恐れがあるためです。
例えば「3000文字執筆のところ、3500文字まで書いてしまった。でも超える分には大丈夫だろう」と思い、そのまま納品したとします。
確認をしないで仕事をしてしまうと、クライアントさんから大幅な修正を依頼されたり、次回以降の継続がもらえなかったりするでしょう。
反対に、疑問点をすぐに相談し、クライアントさんの意向に沿った丁寧な執筆をすれば、仕事の継続や高評価を獲得できます。
そのため、迷ったらすぐに質問できる人はWebライターに向いているでしょう。
④社会人経験がある人
Webライターは社会人経験がある人のほうが向いています。
なぜなら、基本的なビジネスマナーを学んでいる人は、Webライターの活動に有利なためです。
Webライターはネット上で人とやり取りするため、お互いの顔が見えず、相手が信頼できる人かどうか判断しづらい傾向にあります。
しかし、30代まで社会人として働いた経験があれば、ある程度のマナーがあると判断してもらいやすいです。
そのため、社会人経験が長い人はWebライターになっても問題なく活躍できるでしょう。
⑤特定のジャンルに詳しい人
特定のジャンルに長けている人はWebライターに向いています。
専門性が高い記事は知識がない人には書けないため、人にはない経験や資格を持っている人は仕事を獲得しやすくなるためです。
Webライターとして強みになる経験や資格の一例は下記のとおりです。
- 不動産会社での勤務経験が10年ある
- FP(ファイナンシャルプランナー)2級を持っている
- 3人の子どもを育てている
30代であれば、仕事でさまざまな資格を取ってきた人や、勤続年数が長い人もいるでしょう。
専門性の高い資格や経験がある人はWebライターとして重宝されるため、向いていると言えます。
30代未経験がWEBライターになるための5ステップ
ここからは30代で未経験の人がWebライターとして仕事を獲得して納品するまでの流れを解説していきます。
Webライターになるためのステップは次の5つです。
- ポートフォリオを作る
- クラウドソーシングに登録する
- 仕事に受かるまでひたすら応募する
- 合格後はレギュレーションに沿って執筆する
- 期日までに必ず納品する
それぞれについて詳しく解説していきます。
①ポートフォリオを作る
Webライターとして活動すると決めたら、まずはポートフォリオを作りましょう。
ポートフォリオとは、自己紹介や経歴などをまとめた履歴書のようなもので、仕事に応募するときに使用します。
ポートフォリオに書くべき内容の一例は下記のとおりです。
- 簡単な自己紹介
- これまでの経歴
- 得意な分野または保有資格
- 執筆実績
- 稼働時間
最終学歴から現在までの経歴を書き、どんな仕事をしていたのかや、持っている資格などをアピールします。
未経験から始めると執筆実績がない人がほとんどのため、社会人時代の実績があれば書いておくとよいでしょう。
クライアントさんはポートフォリオを見て、仕事を任せられる人かどうかを判断するため、自分の魅力を余すことなく伝えてください。
②クラウドソーシングに登録する
ポートフォリオが完成したら、クラウドソーシングに登録しましょう。
クラウドソーシングとは、仕事を頼みたい人と仕事を受けたい人をマッチングするサイトです。
下記は、Webライターの仕事があるクラウドソーシングの一例です。
- クラウドワークス
- ランサーズ
- サグーワークス
- ココナラ
- ママワークス
- シュフティ
このように、Webライターの仕事獲得で使えるクラウドソーシングは、ネット上に多数存在しています。
Webライターとして初めて仕事を獲得するなら「クラウドワークス」または「ランサーズ」がおすすめです。
登録は難しくないため、どちらも使用してみるとよいでしょう。
③仕事に受かるまでひたすら応募する
クラウドソーシングサイトに登録したら、仕事にどんどん応募しましょう。
自分の今までの経験や資格が生かせそうな案件や、興味がある案件などを検索してみてください。
ただし、はじめは応募しても返事がなかったり、見送りの連絡が来たりとなかなか受からないかもしれません。
落ちるのは当たり前というマインドで、合格するまでひたすら応募し続けましょう。
④合格後はレギュレーションに沿って執筆する
仕事に合格できたら、次は執筆です。
Webライターにはレギュレーションがある仕事が多いため、まずは確認してから執筆を始めましょう。
レギュレーションとは、執筆時のルールのことです。
具体的には下記のようなレギュレーションが書いてあります。
- 英数字は半角
- ですます調で執筆
- 1文は70字以下に収める
レギュレーションはクライアントさんによって異なるため、間違えないように確認しながら執筆していきましょう。
⑤期日までに必ず納品する
レギュレーションを守って丁寧に執筆ができたら、次は納品です。
納品日は指定されている場合がほとんどのため、期日を過ぎないように気をつけましょう。
もしも、病気や事故などでどうしても納品日に間に合わないときは、早めの相談が大切です。
何も言わずに納期を過ぎてしまうと、信頼関係に傷がつき、仕事を継続してもらえない可能性が高くなります。
あたりまえのことですが、納期は必ず守り、納期を過ぎる場合は理由を添えて早めに相談するようにしましょう。
未経験の30代がWebライターの仕事獲得のためにやるべきこと5つ
ここでは、未経験の30代がWebライターとして仕事を獲得するためにやるべきことを解説します。
仕事獲得のためにやるべきことは次の5つです。
- ポートフォリオを作り込む
- 採用したくなるような提案文にする
- 実績がない場合はサンプル記事を作る
- SNSでWebライターの情報を得る
- Webライターの講座を受ける
できることはすべて実践し、仕事の獲得を目指しましょう。
①ポートフォリオを作り込む
仕事獲得のために、まずはポートフォリオを作り込みましょう。
ポートフォリオとは、自分がどれだけ書けるのか、どんな記事を書いたことがあるのかを知ってもらうための資料です。
仕事の発注者は、ポートフォリオを見て採用を決める場合もあります。
仕事の受注や採用の可能性を上げるためにも、自分が過去に書いた記事をまとめておき、すぐに提示できるようにしておくとよいでしょう。
実績として公開できる記事がない場合は、noteやブログを使って記事を作るのがおすすめです。
実績作りになるだけでなく、文章を書く練習にもなるため、仕事を獲得できるまではコツコツと記事執筆を積み上げていきましょう。
②採用したくなるような提案文にする
クラウドソーシングなどで仕事に応募する際は、提案文を書く場合が多いです。
そのため、採用したくなるような提案文を書くようにしましょう。
採用されやすい提案文には下記のような特徴があります。
- ちゃんとした名前で応募している
- 誤字脱字がない
- 採用したくなるようなメリットが書いてある
応募時の名前は変なペンネームではなく「山田太郎」のような人間らしい名前のほうが信頼できます。
また、応募文に誤字脱字があると、それだけで文章が正しく書けないと思われてしまうため、送信前に必ず確認しましょう。
採用したくなるようなメリットを書くことも大切です。
「丁寧に執筆いたします!」よりも「〇〇の資格を保有しているため、専門的な観点から記事を執筆できます」と書いてあるWebライターのほうを採用したくなるのは当然でしょう。
名前や誤字脱字、メリットに気を付けながらポートフォリオを作成してみてください。
③実績がない場合はサンプル記事を作る
Webライターの仕事に応募する際、実績を提示してくださいと言われる場合も多いです。
そのため、実績がない場合は自分でサンプル記事を作る必要があります。
「WordPress」や「note」などを利用して、記事を書いてみましょう。
書くテーマは、自分の趣味でも、書きたいと思っているジャンルでもなんでも構いません。
仕事に応募しつつ、実績として使えるように記事を書いていくとよいでしょう。
④SNSでWebライターの情報を得る
SNSでWebライターの情報を得るのも、仕事獲得につながります。
クラウドソーシングだけでなく、SNS上でもWebライターの仕事募集があるためです。
また、Webライターとして活動している姿を発信していると、DMから仕事の依頼が来ることもあります。
そのため、交流や発信をしながら、仕事の募集を見かけたら応募するなどして、SNSもどんどん活用していきましょう。
⑤Webライターの講座を受ける
Webライターの講座はネット上に多数あり、授業内容もさまざまです。
中には、Webライターの技術だけでなく、仕事獲得の方法を教えている講座もあるため、仕事が取れずに悩んでいる方は受講してみるとよいでしょう。
また、受講の特典として仕事を紹介してもらえる講座もあります。
講座内での成績が優秀であれば、卒業後に講師の方から声をかけてもらえる可能性もあるでしょう。
ただし、講座を受けるためには受講費が必要です。
気になる講座を何個かピックアップして、比較・検討してから自分に合った講座を選ぶようにしましょう。
【インタビュー】30代未経験からWebライターに挑戦した人に取材しました
31歳のときに会社員から未経験でWebライターを始めて独立した「Yさん」にインタビューしました。貴重な実体験をぜひ参考にしてください!
ーWebライターを始めたきっかけはなんですか?
育児と仕事のバランスがうまくいかなくて悩んでいたことがきっかけです。
在宅でできる仕事がないかな、と探していたところWebライターに出会いました。
ー会社員時代、Webライターになるためにまず何から始めましたか?
一番初めは、Webライターとして活躍されている方にXで直接DMしましたね。
仕事の獲得方法を教えてほしいとお願いしました。
そしたら、Zoomしてくださることになって、当時の悩みや不安を聞いてもらったんです。
結果、その方のWebライター講座でお世話になることに決めて、そこからはあっという間に仕事を獲得して……気づいたら独立していました。
ー初めての仕事はどこで獲得しましたか?
クラウドワークスです。
会社員時代の経験が活かせる保険の記事に応募して、合格できました。
ー合格するまでにどのくらい応募しましたか?
私の場合は2つ応募して、そのうちの1つが合格したので、あっという間でしたね。
ただ、合格するために1つの提案文を1時間以上かけて作り込みました。
Webライター講座を受講していて、応募するときのマインド面をサポートしていただいたことも合格に繋がったんだと思います。
ーWebライターを始めて良かったことがあれば教えてください
自分に自信がつきましたね。
今までは新卒から10年以上ずっと同じ会社で働いていて、私にはこの仕事しかできないと思っていました。
ですが、Webライターを始めて、会社以外の場所にも私の居場所があるんだなと気づけたんです。
それから、時間に余裕を持てるようになったことも良い変化のひとつです。
子どもの保育園の送り迎えにバタバタしなくなりましたし、家庭と仕事のバランスも取りやすくなったので、Webライターを始めて良かったなと思っています。
ー30代未経験でWebライターを始めたいと思っている方にアドバイスをお願いします
30代未経験からでもなんとかなります!
30代までの社会人経験が仕事に活きることもありますし、30代だからとか未経験だからとかは関係ないですね。
なによりまずは行動することが大切かなと。
私は「Webライター副業講座」を受けたことが大きなターニングポイントでした。
みなさんもぜひ自分に合った方法を見つけてみてください!
【まとめ】30代未経験からWebライターになるには1歩踏み出す勇気が必要
今回は30代未経験からWebライターになるためにやるべきことについてお伝えしました。
Webライターになるのに年齢も経験も関係ありません。
パソコンとインターネット環境さえあればいつでも始められます。
大切なのは、Webライターになるための行動を起こすことです。
クラウドソーシングに登録する、Webライターの講座を受けてみるなど、具体的に行動していきましょう。
Webライターをまずは副業から始めてみたい方は「副業ライター養成講座」がおすすめです。
副業でライター活動を始めてみたい方向けに、マンツーマン式で生徒に合わせた講義を行っています。
「今の会社を退職し、いずれはフリーランスとして活動したい」「会社員として働きながら副業でライターとして報酬をもらってみたい」という方は、ぜひ副業ライター養成講座をチェックしてみてください。
当たり前なことばかりだけど、それをおろそかにせず、一つずつこなしていくことが大切ですね。
一つ一つ丁寧な人、がこの先伸びていきます✨